居眠り運転の恐怖。
10月に入りました。気温も下がり、暑くもなく寒くもなく心地よい気候の日々ですね。
こんな季節、どこか少し遠くへドライブに行かれる方もいらっしゃるかと思います。ご飯を食べて、さあ、出発すると、ついついウトウト、、まあ大丈夫かと運転を続けるのは間違い。うとうとした状態であったり、一瞬だけ眠りに落ちてしまったりという場合には大切な人生が終わってしまいます。しかし、『居眠り運転』の明確な定義はなく、居眠り運転が原因と考えられる事故でも、通常はより広い概念である安全運転義務違反で処理されてしまいます。
では、なぜ眠くなるのか。経験はあるけど、考えたことなかった方が多いと思います。私もその一人。原因について一緒に知ってみましょう。
原因① 睡眠不足
最大の原因は睡眠不足が大きな要因になることが確認されてるみたいです。居眠り運転をしないようにするには、まずは十分な睡眠を取ることが大切です。
運転前夜には、7時間以上眠るのが適切な睡眠時間とされています。睡眠時間が少ないほど居眠り運転の発生確率は高まります。
そして、眠くなる時間帯は1日のうち2回あると言われており、1回目が深夜から明け方にかけて。そして2回目が午後2時から4時の間です。
この眠気は、人間の生体リズムの影響を受けて発生するもの。加えて、この時間帯は比較的交通量が少なく、道路が空いていることにより、快適に運転できるためウトウトしやすい傾向があると言えるでしょう。
原因②気温
春秋になると気温が快適にはなりますが、眠くもなる季節でもあります。
冬は気温が下がり自律神経は交感神経が優位で緊張状態になりますが、春は暖かいため副交感神経が優位、つまり身体がリラックスモードになって眠くなるのがその理由といわれています。
居眠り運転を防止できること
実は沢山ある居眠り運転を防止する方法についてご紹介します。ご自分にあったものを選んで、ぜひ活用してください。
① 仮眠を取る
運転中に眠くなったら、安全なところに車を停めて仮眠をとるのが一番。仮眠する時間は30分以内が良いと言われています。長時間の仮眠だと深く眠ってしまうので眠気が取れず逆効果になりますのでお気をつけて。
【ちょっとアドバイス】仮眠する直前にコーヒーを飲むと、カフェインの効果でスッキリと目覚められるみたいです。
②ストレッチをする
道の駅、サービスエリアなどの安全な場所に車を停め、一旦車から降りて身体を伸ばすと、血行が良くなりスッキリと眠気が取れます。休憩ごとにストレッチをすれば、眠くなりにくく、居眠り運転の予防につながります。
③窓を全開にする
窓を開けることも眠気から解放される方法として有効です。冬は寒いですが、窓を開ければ新鮮な風で車内の空気が入れ替わってリフレッシュできます。簡単にできて効果的です。
④歌を唄う・会話する
同乗者がいれば、軽くおしゃべりをするのも眠気を取る良い方法です。
また、1人で運転している場合は音楽をかけて口ずさんでみると眠くならないでしょう。
⑤洗顔
どうしても眠いとき、顔を洗うのもおすすめです。サービスエリアや道の駅で車を停めて、洗面所で顔を洗うと嫌でも目が覚めます。歯磨きも効果的。
居眠り運転防止に役立つおすすめアイテム
居眠り運転防止に役立つアイテムをご紹介します。
コーヒー
居眠り運転を防止するにはコーヒーを飲むのが定番です。コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるので、居眠りを予防するにはとても効果があります。
最近では、コーヒー以外にもカフェイン入りの眠気覚ましドリンクも多数販売されています。自分に合ったものを選びましょう。
ガム
ガムを噛むことで脳の血管が拡張し、血流を促進するので眠気を覚ます効果があります。ミントのようにスースーする味や、カフェイン入りのガムもあるのでお好みで。
目薬
クール系目薬を目にさすことで眠気を一気にぶっ飛ばすことができます。実際の効果は30秒から1分程度ですが、目が覚めて気分を一新するには効果抜群です。
いかがでしたでしょうか?あらためてやってみよう、使ってみようと思うことも多かったんじゃないでしょうか?
居眠り運転は重大な交通事故に直結してしまうのでとても危険です。居眠り運転を防ぐには、日ごろから体調管理をしっかり行って十分な睡眠を取ることが大切です。
そのことを踏まえ、自分に合った対策としてできそうなことを準備しておけば、居眠り運転を未然に防ぐことができるのではないでしょうか。